空疎造句
- 田中真紀子に「多弁にして空疎」といわれて馬鹿にされたことがある。
- のちに消費低迷期を迎える日本酒業界は、すでに内実が空疎な状態になっていたのである。
- 自分には何一つ取り柄がないと思っており、現実を空疎に感じつつ生活している「からっぽ」の少女。
- 汎アジア性の追求が空疎なエキゾチズム趣味に流れていない西村の優れた学究態度が作品にこめられている。
- 自身は陽明学者であったが、明末の陽明学左派が陥った観念だけで事物を論じる空疎な学問には否定的であった。
- 四六駢儷文は、対句と典故を多用し表現上の技巧を競うもので、見た目は華麗であるが内容の空疎な文章に陥りやすい。
- 対策文は、中国の故事を引用した内容空疎なものであり、次第に形式化していったが、試験自体は室町時代まで行われた。
- これら六朝文学の文体は後世からは駢文(四六駢儷体)と呼ばれ、華美ではあるが時に空疎にもなるとの批判を受けることになる。
- 駅自体はショッピングセンター「しづマイン」と結ばれていたが、核店舗の東武ストアが2005年に閉店したことをうけて大半の店が同時に閉店し、一時はかなり空疎な建物となっていた。
- 魏?晋以来、文の主流として使われてきた駢儷文は、対句や典故を多用し、事実や論理よりも修辞の技巧や言葉の華麗さなどを追求したため、言語的遊技にすぎない空疎な文章が作られることが多かった。
- 用空疎造句挺难的,這是一个万能造句的方法
- 中唐において韓愈?柳宗元らにより、それまでの六朝から引き継いだ四六駢儷体と呼ばれる華美であるが、空疎になってしまう事もある文体を漢代の質実剛健な物に戻そうと言う運動が行われ、それが漢詩においても反映されている。
- このようなアドホックな仮説まで認めてゆくと、科学的に有意義なはずのフロギストン仮説を巡って、ただ空疎な議論が展開されることになりかねない、反証可能性を持たなければ、一連の仮説の全体が崩れてくる、というわけである。
- 北川の書くドラマは、制作側の期待度を反映して多くの人気俳優が出演するため、一見派手で空疎な恋愛劇と捉えられがちだが、その射程は社会的弱者の本音にも及ぶ、包括的で現実的な愛として、視聴者ならびに批評家からも高い評価を受けている。
- 上記の李東陽は明朝後期の文人で、盛唐の詩と唐宋八家の古文を模範として当時流行の台閣体(表現形式に凝って内容の空疎な詩風を旨とする)に異を唱えた人物だが、この擬古楽府を能くし、山陽も『日本楽府』をものするにあたってこれを襲ったと、同書の後叙に見える。
- われわれ自身のなかで、この2つの態度はたえず対立しあうが、この緊張関係が失われてしまうと、歴史意識もゆるんでしまい、その場合には歴史とはわれわれにとってどうでもよい単に空疎な知識の寄せ集めになってしまうか、さもなくば、完全に忘却の彼方に置き忘れられてしまう。
- ヴェルディの書簡には「ミラノでのリハーサルで序曲を試み、(スカラ座の)オーケストラもその内容をよく理解してくれたが、彼らの技量がしっかりしているぶん、内容の空疎さが明らかになってしまった」とあり、簡潔な前奏曲を内容的に上回ることができなかったことがヴェルディがこの序曲を用いなかった理由とみられる。
- 彼は「新体制」「東亜新秩序」などの言葉に代表される抽象的かつ空疎な政策を諫め、アメリカを威嚇することで有利な結果を得ようとする外交政策の愚を説き、ドイツとの連携に深入りすることなく欧州情勢の混沌から距離をおくことを主張したが、事態は1940年(昭和15年)の日独伊三国軍事同盟、1941年(昭和16年)の日ソ中立条約、南部仏印進駐とそれに対する米国の一連の対抗措置はことごとく彼の希望と反する方向に進んだ。
其他语种
- 空疎的日语:くうそ 1 空 疎 【名】 【形動】 空洞;空虚;空疏;疏落