速度分布関数的日文

• そくどぶんぷかんすう
  速度分布函数。

• 信頼度分布関数:    しんらいどぶんぷかんすう可靠性分布函数。
• 速度分布:    そくどぶんぷ速度分布。
• 速度分布則:    そくどぶんぷそく速度分布律。
• 速度分布图:    そくどぶんぷそくどプロフィル
• フェルミ分布関数:    费米-狄拉克统计

例句与用法

1. 　そこで速度分布関数の変化を記述する運動論的方程式をマクスウェル方程式と組み合わせて使う。
2. 　ボルツマン方程式は速度分布関数を支配する運動論的方程式（kinetic equation）の典型である。
3. 　かくして速度分布関数を直接求めて気体を研究する路が開かれたが、ボルツマン方程式は非線形微分積分方程式で取扱いが難しく、その後40年余りにわたって見るべき具体的成果が得られなかった。
4. 　プラズマでは荷電粒子群の行動は粒子間の衝突よりむしろ自らの作る電磁場との相互作用により支配されるので、多くの場合、局所熱平衡からも大きくはずれ、速度分布関数を用いる必要性が大きくなる。
5. 　最初は単一速度の分子群のモデルを使ってボイルの法則の説明をしたりしていたが、次第に一般化され、現今では速度分布関数を用いて広く気体の性質を論ずる理論一般をこの名前で呼ぶようになっている。
6. 流体的記述ではプラズマを構成する粒子は局所熱平衡にあると仮定されているが、現実のプラズマでは局所熱平衡から大きく外れ、速度分布関数のマクスウェル分布からのはずれが本質的に重要な現象が多い。
7. ついでマクスウェルは気体中の分子は衝突するたびに速度が変化するが、定常な気体中では多数の衝突の結果、運動エネルギーは分子間に規則的に分配され、定常な速度分布関数が存在するとして、ある関数方程式を解いて、マクスウェル分布を導いた（1860年）。
8. 格子ボルツマン法（こうしぼるつまんほう）とは、流体を多数の仮想粒子の集合体（格子気体モデル）で近似し、各粒子の衝突と並進とを粒子の速度分布関数を用いて逐次発展させることにより、そのモーメントを計算することによって、流体の熱流動場を求めるシミュレーション法のことである。