アチャラカ造句

• とんでもないアチャラカである。
• また、いやだようの筆名で「アチャラカ王国物語」なる小説も執筆した。
• 仁輪加は本来即興で演じる歌舞伎などのパロディーなどであり、東京で言う「アチャラカ」（＝軽演劇。
• 『ガラマサどん』『歌ふ弥次喜多』『ロッパ若し戦はば』『ロッパと兵隊』などのコミカルなアチャラカ芝居は大当たりした。
• 日本では浅草などで浅草オペラとして親しまれ、特にオペラ等を素地とし荒唐無稽に仕立てた喜劇は「アチャラカ」と呼ばれた。
• 喜劇俳優としてはチャップリンと曾我廼家五郎を崇拝しており、アチャラカ芝居への理解の深さは、曾我廼家喜劇への造詣から来たものであった。
• 1956年から始まった「東宝ミュージカル」開始とともに、小学生のうちから通いつめ、中学2年でアチャラカ喜劇の集大成作品『雲の上団五郎一座』を見る。
• 昭和期に入っても「アチャラカ」と呼ばれた荒唐無稽の喜劇が好評を博し、戦後も軽演劇、女剣劇、ストリップおよびその幕間に演じられたコントが注目を浴び、芸能の殿堂?一大拠点として、ここからスターとなった芸能人も数多かった。
• 映画秘宝の『エド?ウッド サイテー映画の世界』の「デルモンテ平山のゴミ映画ビデオ150選」でオチャラけた文章で書くせいかどんなグロ映画やホラー映画でもまるでアチャラカコメディーのような錯覚さえ起こさせるような文章で書かれ、名前どおりのゴミ映画であっても見てみたい、あるいは変に興味を持つという読者が多かったという。
• また戦後の吉本の功績としては、伝統的な大阪仁輪加の流れを受け継ぐ「松竹新喜劇」とは別に、東京?浅草のアチャラカ喜劇の流れを受け継ぐ「吉本新喜劇」（当初は吉本ヴァラエティ）を結成し、大阪に軽演劇というジャンルを根付かせたことであろう（吉本新喜劇初期の出演者に、守住清、清水金一、木戸新太郎、財津一郎など浅草の軽演劇出身者が多いことは周知の事実である）。
• その後も、複数人で中に入ると玉突き式に人格が入れ替わってしまうという謎の装置の中で起こる連続殺人事件を描いた『人格転移の殺人』、一定量のアルコールを摂取することで瞬間移動を行うことができる主人公の登場する『瞬間移動死体』、触れた生き物のコピーを作ってしまうという謎の壁が登場する『複製症候群』など、SF的設定を導入した世界で論理的に謎を解く＜SF新本格ミステリー＞と呼ばれる作品を発表し、「ヘン本格の雄」、「アチャラカパズラー」などと呼ばれる。