袖廊造句

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身廊には側廊と袖廊状の部分が相互に取り付く。
袖廊、あるいは翼廊という。
この工事で内陣の上部が建て直され、身廊と袖廊が新規に建築された。
2つの袖廊をともなった2つのクワイヤ(聖歌台)を持つバシリカ聖堂がある。
また、袖廊のファサードは、後にフランス国内外で模倣されるほどの影響力を持った。
シャンパーニュでは、他にソワッソン大聖堂の袖廊がこれと全く同じ構成を有している。
ザンクト?ミヒャエル聖堂の平面は、身廊と袖廊の幅が同じなので、その交差部分は正方形となる。
この改修ではフランスの影響が見られる円形の後陣によって翼廊の袖廊を終わらせる形が採られた。
パリに残るこの時期の建築物は、ノートルダム大聖堂の袖廊で、1245年から1250年にかけて建設された。
平面はバシリカであるが、側廊は天井の低い部分と袖廊のように天井が高い部分が繰り返されており、やはり内部空間は分離している。
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正方形平面のなかにギリシア十字型の身廊?袖廊を内包しており、中央部にペンデンティヴを備えたドームを支持する円柱またはピア（主柱）がある。
平面は、旧サン?ピエトロ大聖堂のように身廊とアプスの間に設けられた内陣部に袖廊（トランセプト）が構成され、ラテン十字型の平面を採用するものが多かった。
あまりにも多くの教会堂がこの形式で建設されたため、単調で画一的な建築のように見えるが、大きさは様々で、トランセプト（袖廊）を構成するなどの変種もある。
礼拝室などの付属室は不規則に連結する場合もあるが、身廊の左右に並べて側廊のように配置されることもあれば、身廊の左右に取り付いて袖廊を構成することもあった。
袖廊には、ロマネスク建築では滅多に採用されなかった円形窓が採光用として用いられており、これが13世紀ゴシック建築の特色となる「ばら窓」の発展の第一段階となった。
サン＝ドニと同じ頃（1130年頃から1164年）に建設されたサンスの大聖堂は、周歩廊があるものの袖廊はなく、ジュミエージュというロマネス建築特有の構成を持っている。
盛期ゴシックの最高傑作と呼ばれるこの大聖堂は、ランとパリのノートルダム大聖堂を踏襲した平面（袖廊はラン、二重周歩廊はパリ）をもっているが、内部はかなり独創的な空間になっている。
ピアの配置は、構造的な安定をもたらすが、ヒルデスハイムのザンクト?ミヒャエル聖堂のように、最初はアーケードに身廊と袖廊の交差部のリズムを繰り返すだけの措置にすぎなかったかもしれない。
全体の構成はソワッソン大聖堂の袖廊に近いが、立面は3層構造で、線的な要素を強く意識したものになっており、これは13世紀以降、この地で盛んになる後期ゴシック建築のデザインに受け継がれた。
平面は、パリのノートルダムを直接の源泉としているように思われるが、袖廊はなく、主廊立面は、全体的にほっそりとした印象を与える非常に高いアーケードと、背の低いトリフォリウム、小さなクリアストーリから成る。