- 全線が電化、北大社変電所(300kw回転変流機2台)運用開始。
- 電動発電機も回転変流機も可逆的であり電源側への電力回生制動を許容する。
- 整流子の絶縁の問題で800Vを越える電圧の回転変流機は安定的に作れなかった。
- 当初の回転機型では「電動発電機」よりも効率の良い「回転変流機」が主に用いられた。
- 信越本線横川-軽井沢間の碓氷峠アプト式区間の電化はこの回転変流機を使って行われた。
- 1968年(昭和43年)3月 北大社変電所に残っていた300kw回転変流機1台を撤去。
- 1954年(昭和29年)10月5日 北大社変電所の300kw回転変流機1台を水銀整流器に更新し運用開始。
- 交流から直流に変換する方法としては、800V程度までの低い電圧には、かつては回転変流機などの回転機が用いられ、後に静止型として高圧にも使える水銀整流器が用いられたが、安定した大電力用シリコンダイオードの出現でこれに移行した。
- 具体的な機器としては、古くは変電に用いられる回転変流機に交流?直流間の電力可逆変換が可能な性質があるため、これが用いられていたが、現在主流のシリコン整流器にはこの性質は備わっていないため、別途回生電力吸収インバータや抵抗器を設置する。
- 登場後しばらくは回生ブレーキに対応した変電所システムが本線系統だけであったため、一時的な運用変更で西尾線に入った際に回生電力が影響して変電所の回転変流機(交流-直流変換機)の回転数が異常に上昇し、遮断機(ブレーカー)が動作して停電になったという逸話が残っている。
- 回転変流機の英語:回転変流機 かいてんへんりゅうき rotary converter