- 1933年に『唯物弁証法読本』を出版。
- 河上肇の弟子となり、唯物弁証法を学んだ。
- 唯物弁証法はその解釈者によって、強調点が異なる。
- その後、唯物弁証法を実践するため東北帝国大学理学部に入り直し、物理学を学んだ。
- 11月 - 佐伯俊平(服部之総)、論文「唯物弁証法と唯物史観」(「マルクス主義講座」)。
- もう一方の傾向としては、唯物弁証法の「弁証法」、つまり変革への意識的な関わりを主張するものがある。
- 当該人の用いる独自の弁証法(生命弁証法)は、唯物弁証法と唯心弁証法を止揚し統一したものであるとの主張。
- すなわち、ヘーゲルの観念論による弁証法における観念の優位性を唯物論による物質の優位性に反転させることで、唯物弁証法(唯物論的弁証法)またはマルクス主義的弁証法が考え出された。
- したがってプロレタリアート「意識」を先取りして体現した党が、革命を代行することができるというボリシェヴィキ理論の基礎となったのも、このように目的的に解釈された「唯物弁証法」なのだ。
- 弁証法を三つの法則 (「量から質への転化、またはその逆」?「対立物の相互浸透」?「否定の否定」)に集約する見方(唯物弁証法)や正反合の図式を批判し、弁証法の本質論として、内在主義?歴史主義?総体主義の三位一体論を提起した。
- 唯物弁証法の英語:唯物弁証法 ゆいぶつべんしょうほう dialectical materialism