- 基準周波数を元に、一定ステップの周波数を合成して同調回路を構成するもの。
- 分周前の周波数を基準周波数(Reference Frequency)と言う。
- 検波により搬送波に当たる中間周波数が除去され、基準周波数との差のみが取り出される。
- FIDは基準周波数を搬送波としてそこに基準周波数との差の情報が乗っているものとみることができる。
- FIDは基準周波数を搬送波としてそこに基準周波数との差の情報が乗っているものとみることができる。
- NMRスペクトルにおいて必要な情報はラーモア周波数の絶対値ではなく、基準周波数との差のみである。
- 中央ハのすぐ上のイは、調律をするときの基準音とされ、通常この音を最初に基準周波数に合わせてから他の音を相対的に設定する。
- また、より細かく周波数を設定したい場合は、基準周波数を単純に低くすれば良いが、その場合は固定分周器の分周数を大きくすれば良い。
- しかし、基準周波数を低くして行くと、ロックアップタイム(周波数を設定してからPLLによる位相制御が完了するまでの時間)が遅くなり実用的ではなくなってくる。
- PLLは、電圧に応じて周波数が変化するVCO(電圧制御発振回路)の出力信号と入力(基準周波数)との位相差をVCOにフィードバックすることにより、同期(ロック)する。
Last modified time:Tue, 12 Aug 2025 00:29:56 GMT